

この記事の信頼性
私のソフトボール歴は15年以上。
ソフトボールのピッチャーほぼ未経験の30歳からいろいろな練習グッズを使用、独自で勉強・練習し3ヶ月で投げられるようになりました。
目次
ソフトボールピッチャーのための道具
まずは、ソフトボールのピッチャーに必要な基本的な道具についてお伝えしていきます。
ピッチャーに必要な基本的な道具はこちらの3つです。
基本的な道具
・グローブ
・スパイク
・バット
パフォーマンス能力を上げることが一番大事ですが、道具もしっかり揃え、ピッチャーの最終準備にとりかかることで試合でもぬかりなく投げることができます。
道具選びの参考にしていただければ嬉しいです。
グローブ
まずは、ピッチャーにとって最も大事なグローブです。
グローブ選びで大事なことは、ピッチングが無理なくできるかという点です。せっかく投げ方はしっかりできているのに、グローブが大きすぎたり、小さすぎたりし、投げにくくなっていると意味がありません。
また、ボールと同系色の色のグローブはルール上使用できませんので、ゴムボールであれば、「白色」、革ボールであれば「黄色」の色がグローブにないことを確認の上、選んでみてください。
軟式用、硬式用、ソフトボール用はどれがよいかということもよく聞かれますが、基本的にどれでも構いません。ゴムボールの場合は、軟式用やソフトボール用、革ボールの場合は、硬式用やソフトボール用を使用している選手が多いです。
以上の点から、こちらに注意して選んでみて下さい。
注意ポイント
・自分にあったサイズか
・ピッチングの邪魔になっていないか
・ボールと違う色
・種類(軟式・硬式・ソフト)はどれでもOK


グローブ選びの注意点は、先ほどお伝えした4つですが、ソフトボールのピッチャーで大事なことで、もうひとつボールがバッターに見えない事です。
ソフトボール選手でも、ソフトボール用のグローブを使ってる人はそこまで多くありませんし、軟式用や硬式用でもボールの握りがみえずに、あなたのピッチングができるのであれば、問題ありません。
スパイク
次は、ピッチャーの土台を支えるスパイクです。
スパイク選びで大事なことは、グローブ同様にピッチングが無理なくできるかという点です。せっかく投げ方はしっかりできているのに、スパイクのサイズが大きすぎたり、小さすぎたりし、投げにくくなっていると意味がありません。
ポイント
・あなたにあったサイズなのか
・ピッチングの邪魔になっていないか
・金具スパイクがあっているのか
・ポイントスパイクの方がよいのか
また、一般のソフトボールの試合であれば、スパイクの裏はポイントでないと試合にでられないなど地域によってルールが異なります。足への負担も考えて、投げにくくなければポイントスパイクを選ぶのがおすすめです。
よくある質問でローカット、ミドルカット、ハイカットどれがよいですか?と頂きますが、足首部分については、ハイカットはおすすめしません。ソフトボールのピッチャーは前に飛び出す時に足首を柔軟に使う必要があります。
そのため、ハイカットの場合、足首がロックされてしまい、パワーロスになる可能性が高まります。足首に不安を抱えている場合は仕方ありませんが、ローカットまたはミドルカットをおすすめしています。
注意ポイント
・自分にあったサイズか
・ピッチングの邪魔になっていないか
・金具またはポイント
・ハイカットはおすすめしません


「ビモロ」や「ジャガーズ」は公式サイトのオンラインショップで販売していますので、気になる方はこちらからどうぞ。
また、ピッチングの際に、右ピッチャーであれば、右足。左ピッチャーであれば、左足を地面に引きずりますので、該当の足のつま先に「Pカバー」の取り付けは必須です。つけないとつま先に穴があきますので、必ずつけるようにしてくださいね。

トレーニングシューズ
続いて、トレーニングやアップをするときに欠かすことのできないトレーニングシューズもごお伝えしていきますね。
実際、野球やソフトボール用としてトレーニングシューズ、アップシューズは販売されていますが、ランニング用のシューズを使用している人も多いです。
ただ、スパイクと一緒のメーカーが良いであったり、ソフトボール専用に使いという場合は、揃えてもよいと思います。
グローブとスパイクお手入れ道具
グローブとスパイクを長く使うためのお手入れグッズについても紹介していきます。
お手入れをしっかりしていけば、グローブやスパイクは長持ちしますし、キレイな状態でマウンドに立つのはピッチャーにとっては必須です。
ですので、基本的なお手入れグッズは持っておき、試合や練習が終わったら必ずお手入れするようにするのがおすすめです。
グローブとスパイクそれぞれのセットでも構いませんし、グローブ用のセットを持っておけば、スパイクの汚れ落としにも使うことができます。
汚れ落としや仕上げの際は、ご自身のいらない布タオルなどを使用するようにしてください。マニアックな方向けは、要望があれば紹介しますね。
バット
バットについても紹介していきます。
ソフトボールの場合は、守備専門でピッチャーをやる場合もありますが、チーム人数がギリギリのチームの方が多いと思います。そうなるとピッチャーももちろん打席に立って打たなければいけません。
現在、革ボールの場合は反発規制されているバットでないと大会などで使用することができません。なので、バットの根っこの部分に「100」と記載があるものを選んでください。
ゴムボールの場合は、規制はありませんので、「JSA」公認のバットでしたら使用に問題はありません。
また、「100」と記載のあるものもゴムボールの試合で使用することはできますが、反発規制されているバットになりますので、個人的に使用した感じですと、少し飛びにくいため、「ゴム」と記載のあるものを選んでいただくのをおすすめします。

革ボール用
ゴムボール用
革ボール用、ゴムボール用ともに「ミズノ」、「ルイスビルスラッガー」、「ウィルソン」を使用している選手が多いです。
今はバットの性能が高く、私のように体が小さい選手でもバットにしっかり当てられれば強い打球を打つことは可能です。
また、バットにはバランスがあり、「トップ」や「ミドル」といったものです。一般に体が小さい中距離ヒッターは「ミドル」を使うことが多いですが、しっかりバットを振れるのであれば「トップ」を使うのもおすすめです。

バッテインンググローブ
バットに付随する道具として、バッテインンググローブをお伝えしていきますね。ピッチャーの本業は投げることですが、その投げる手をバットを振ったことで手のひらが擦れてしまったり、指先に影響が及ぶとピッチングにも影響がでてきてしまいます。
ですので、必ずバッテインンググローブをつけるようにして下さい。
また、バッテインンググローブには、「天然皮革」と「人工皮革」のものがありますが、どちらでも構いません。
かっこいいデザインで選んでも構いませんので、あなたの手にフィットしたものを選ぶのがおすすめです。

ピッチャーのためのサポート道具
ピッチャーに必要な基本道具についてお伝えしていきました、続いては、サポート道具についてお伝えしていきます。
ここでは、6つの道具のおすすめをお伝えしていきます。
サポート道具
・ウェア・アンダーシャツグローブ
・ベルト
・ソックス
・バッグ
・アイウェア
・ガードアイテム
どれもピッチャーにとってはかかせない道具になりますので、あなたに最適な道具を探してみて下さい。
ウェア・アンダーシャツ
まずは、ウェアです。ウェア類は下記を紹介していきますね。
ウェア類
・おすすめのウェア 夏
・おすすめのウェア 秋
・アンダーシャツ
・アームカバー
ウェアは、試合では、もちろんユニフォームを着ますので選び用がありませんが、アップや練習の際などは自由にあなたの好みの格好で練習ができます。

ウェア(夏)
ウェア(冬)
アンダーシャツ
アームカバー
ベルト
ベルトは意外と適当に選びがちですが、ピッチャーにとっては下半身の安定感と上半身の連携部分ですので、実はかなり重要なところです。
ベルトを変えただけでパフォーマンスが上がったという事例もありますので、ピッチャーをやる場合は少しこだわってみるのもおすすめです。
また、昔からの定番はベルト部分全てが革・合皮タイプのベルトが主流でしたが、今の定番は、腰回りがナイロンやウレタンタイプになっていて、腰とベルトに隙間がでにくい物が主流となっています。
上で紹介したおすすめのベルトは、全て腰部分がウレタンタイプのベルトで腰にフィットしやすいのが特徴です。

ソックス
ピッチャーの足元を支えるスパイクに通すソックスですが、こちらも意外とこだわっていない方が多いです。
ベルト同様にソックスを変えることで、安定感が増したり、踏ん張る力が発揮しやすくなったり、細部までこだわることでピッチングのパフォーマンスにも影響していきます。
おすすめしているのは、5本指タイプのソックスです。
5本指タイプは、指先へ均等に力が入るため、投げるための踏ん張る力を最大化することができ、パフォーマンスが向上し、より高いレベルでのプレーが期待できます。

バッグ
移動時の野球道具やウェアをしまうのにバッグは必需品。
バッグの種類では、ボストンタイプ、リュックタイプが主流です。道具が多くない場合は、トートタイプもでてきています。
ピッチャーの場合は、道具など荷物が多く、肩への負担を考えると、片方の肩に重みがかかるボストンタイプよりは、リュックタイプがおすすめです。
ここでは、おすすめのリュックタイプと肩に負担を掛けにくいタイプを紹介していきます。
次は、リュックタイプにもなる3way仕様とキャリータイプの紹介です。
3way仕様は用途によって使い分けられますし、ピッチャーは荷物が多いので、そんな時はキャリータイプもおすすめです。
アイウェア
東京オリンピックでも女子日本代表の左右のエースがアイウェアを着用していたのは印象的だったと思います。
いまやアイウェアは太陽から眼を守るだけでなく、バッターに目線を見せないためや、視覚的に見やすくするために使用されています。

練習では使用して試合では使用しない選手などもいますので、お好みで選んでみてもよいと思います。
ガードアイテム
最後にガードアイテムです。これはピッチャーにとって非常に大事な部分です。
ガードアイテムは、エルボーガードやレッグガードなどバッテインングの際に使う道具となります。
特に右投げ左打ちのピッチャーは、相手ピッチャーのボールが利き腕に当たる可能性が高いため、なるべくガードアイテムを付ける事をおすすめします。
試合の途中に利き腕にデットボールが当たり、投げることができなくなってしまい負けてしまうケースは何度か見た経験があります。
ガードアイテム
・ハンドガード
・エルボーガード
・レッグガード
エボシールドは、空気に触れると固まる素材でできており、自分専用にカスタマイズできるガードアイテムでは人気のアイテムです。

ただ、投げる専門であまり打席に立つ機会がないピッチャーや、なるべくお手頃におさめたい場合は、こちらがおすすめです。
特に「エルヴォーグ」は、エボシールド同様に自分の肘や足の形にフィットするようにカスタマイズできるため、違和感のないバッティングが可能になります。
自分のピッチング、バッティングの動きをなるべく妨げない道具かどうかを軸として道具を選んで頂くのがおすすめです。
最後までお読み頂きありがとうございました!
