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そんな当時の私のように「ウィンドミル迷子」になってほしくないので、ミーアくんに基本動作を図解多めでわかりやすくお伝えしていきますね!
ということで、この記事では、
「ウィンドミル投法の超基本」を「7つのステップ」に分けてわかりやすくお伝えしていきます。
ウィンドミル投法をはじめたいけど...
悩み
・基本的な動作がわからない
・ボールの握り方から知りたい
・一連の動きを知りたい
こんな悩みありますよね。
基本動作がわからないまま練習を続けると、正しいフォームが身に付かず、怪我の原因やパフォーマンスの低下につながることがあります。
基本を押さえずに進めることは、将来的な成長を阻害することにもなりかねません。
ウィンドミル投法の基本動作を7つのステップで分かりやすく説明します。
それぞれのステップを順番に習得することで、正しいフォームと動作を身に付けることができます。
この記事を読むことで、ウィンドミル投法の基本動作を習得し、正しいフォームで投球できるピッチャーになれます。
また、基本動作を理解することで、パフォーマンス向上や怪我の予防にもつながります。
ということで今回は「ウィンドミル投法の基本動作7つのステップ」についてお伝えしていきますね!
この記事を読んで理想のピッチャーを目指して頑張りましょう!
ウィンドミル投法の基本動作7つのステップ
ウィンドミル投法の基本動作7つのステップはこちらです。
ウィンドミル投法の基本動作7つ
1.ボールの握り方
2.セットポジション
3.始動~腕を横におろす
4.体重移動~腕の振り上げ
5.踏み出し~トップをつくる
6.振りおろし~ブラッシング
7.フォロースルー
ボールの握り方
野球やソフトボールを始めた時にボールの握り方なんて教わったのは、一番はじめだけでしたよね。
しかし、これからウィンドミル投法を始めるのでしたら、基本的な握り方を覚えることで2つの球種もあわせて習得できるようになりますので、確認してみてください。
主な握り方は、この2つです。
『フォーシーム』と『ツーシーム』
フォーシームとは
ボールが1回転するうちに横方向に縫い目が4回見える回転。
4つの面を均等に使えるのでボールが伸びやすい特徴があります。
ツーシームとは
ボールが1回転するうちに横方向に縫い目が2回見える回転。
2つの面を変則的に使うので、ボールが沈みやすい特徴があります。
実際に握ってみると下図のようなイメージです。
どちらでも投げやすい方を選んでもらえれば大丈夫です。
しかし、もしあなたが、これからウィンドミル投法を始めるのでしたら、オススメする方があります。
プラスでボールが沈むことも加味しながら練習するのは、とても難しいからです!
ですので、まず始めは『フォーシーム』での練習を進めるのがオススメです。
握り方は、下の図の3つの部分を意識しておこなってください。
フォーシームの握り方3つのポイント
・ボールの縫い目に指をかける
・指の腹の部分にしっかり縫い目を置く
・上にくる指は2本でも3本でも構いません
手の大きさはさまざまですので、あなたの持ちやすい握り方を探してみてください。
しかし、注意点があります。
最終的には上にくる指は2本を目指してください。
上にくる指の数が多いほど、安定感はありますが、ボールに伝えられる力が小さくなります。
その逆で、上にくる指の数が少なければ、安定感は落ちますが、ボールに伝えられる力が大きくなります。
そして、フォーシームで投げられるようになったら、ツーシームでも投げてみてください。
握りをかえることでボールの軌道がかわり、フォーシームとは違う動きがあるボールがなげられるようになります。
つまり、それだけでも2球種投げられるということになるということです。
ボールに慣れる方法
ボールに慣れる練習方法はこの2ステップです。
ボールに慣れる2ステップ
目の前にグローブをセットして
1. 手首のスナップをきかせて
2. ボールをグローブの中に投げ入れる
ここで注意することは、「腕を使う意識」ではなく、「手首を使う意識」をもっておこなうのが大切です。
ソフトボールのピッチャーにおいて、手首のスナップは今後のボールを投げる動作の中でもかなりのウェイトをしめています。
ボールに慣れるのと同時に、スナップの練習もかねておこなってみてください。
セットポジション
ピッチャーのセットポジションは、短距離走でいえば、いわばスタート地点。
ミーアくん。スタート地点で大切な事って何だと思いますか?
この「はじめ」で余計な力が加わってしまうとどうなってしまうかというと、
これから始まる動きがぎこちないものになってしまいます。
あなたもこんな経験ありませんか?
休みの日に朝起きて、今日は色々やるぞ!って思ったけど、スマホ見てダラダラしていたら、夕方になって結局何もできていなかった。
なんてこと。
そのため、まずは、「はじめ」を気をつけなければいけないところです。
ミーアくんは、セットポジションで気をつけなければいけないことは何だと思いますか?
それでは、もう少し詳しくお伝えしていきますね。
セットポジションで気をつける事は、肩の力を抜いて『リラックスしてセットすること』です。
この点を意識しながら、実際のセットポジションについて確認していきます。
セットポジションの方法
・両手はベルト付近でセット
・グローブでボールの握りを隠す
※バッターに手首やボールがみえないようにしてください。
相手バッターにヒントを与えるということは、それだけ相手バッターが有利になるということです。
あなたがバッターだった時に、相手ピッチャーが投げるボールがわかったら、打てる確率が高まりそうだと思いませんか。
ここまで聞いて、
・リラックスすること
・手首やボールの角度を見せないようにすること
のセットポジションについて、わかったと思います。
続いて、下半身にうつり、体重のかけ方とピッチャープレートの使い方にうつっていきたいと思います。
体重のかけ方
セットポジションでの体重のかけ方
踏み出し足(後ろにセットしている足)に体重をのせておく
これが前の足に体重がかかってしまうと安定性が崩れてしまい、しっかりと地面を蹴ることができない可能性がでてきます。
プレートの使い方
ミーアくんは、いつもどの位置に足を置いていますか?
以前までは、両足がプレートに触れていなければいけませんでしたが、今は軸足の一部がプレートについていれば大丈夫なルールになっています。
なので、ピッチャープレートに足をのせるというのは、ミーアくん正解です。
しかし、ただのせるだけでなく、次の動きに繋げやすくすれば、その動きが意味のある動作に変わります。
プレートの使い方3つのポイント
・ピッチャープレートに軸足(前の足)の一部をつける
・踏み出し足(自由足:後ろの足)は、プレートよりも後ろに置く
・軸足と踏み出し足の距離は、長すぎず、狭すぎずのポジション
この3つを意識してみてください。
歩幅のイメージとしては、いつも歩いている歩幅くらいの位置でセットするのがオススメです。
始動〜腕を横におろす
セットポジションが終わったら、ようやく動き出しの部分にはいっていきます。
スムーズな体重移動に繋げていくための重要な部分になりますので、しっかり確認してみてください。
始動
両腕を軽く上に引き上げながら
投げる腕を身体の横におろし投球へのリズムを作る
になります。
リズムよくおこなうために、素早く上に「シュッ」とあげるのではなく、ゆっくりと少し上に引き上げるイメージをもって動作をおこなうことが重要です。
腕を横におろす
始動により、リズム良く、腕を少し引き上げたら、次の『腕を横におろす』動作にはいっていきます。
でもこれは、ほとんどの人が勘違いしている部分なんです!
多くの人が勘違いしているのが、身体を前傾させているので、腕を後ろに引いていると思っていますよね。
私も始めは、構えから腕を後ろにグッと引いていました。
しかし、引くイメージをもってしまうと、肩を引きすぎてしまい、この後の動作で
腕が遠回りなったり
腕の方向性がずれてしまう
可能性がでてきてしまいます。
なので、腕を引くという意識ではなく、「腕を横におろす」というイメージをもつのがオススメです。
そして、横におろす際は、腕の方向性がずれないように、真っすぐ身体の横におろすこと。
これを意識してみてください。
では、動き出しにもどっていきます。
踏み出し足(後ろの足)のかかとに体重をのせ、軸足(前足)のつま先にスムーズに体重を移動させ前に進む体勢をとります。
ここもかなり重要です。
軸足(前にセットしている足)の膝は突っ立った状態ではなく、少し膝を曲げて下半身に『グー』っと力を溜める意識を持ってください。
いざ、体重移動の動作にうつっていくときに、膝が突っ立った状態だと、前に進みにくくなってしまうからです。
例えば…
立ち幅跳びをするとき、あなたはの膝ってどうなっていますか?
なので、膝を曲げて前に進む準備をすることが大切です!。
ポイント
膝を曲げるのは助走と一緒!少し膝を曲げて前に進む準備をする
この時に気を付ける部分は、目線、顔、身体の3つがしっかりキャッチャー方向を向くことです。
向いていないとボールは真っ直ぐいきません。
なぜなら、体が向いている方向に足を踏み出すからです。
例えば、『歩くこと』を考えてみればわかりやすいです。
歩く時も進みたい方向に顔や体、そして、足を向けていきますよね。
そして実はこの時、まだ進みたい方向に動いている体の部分があるのですが、気づきましたか。
そうなんです。
顔や体が向いている方向に足や腕が動いているんです。
ここ実は、かなり重要な部分なんですが、目線や顔、体が真っすぐ向いていれば自然と足や腕は真っすぐいきます。
結果、腕はキャッチャー方向に動くのでボールも真っすぐいくということになります。
体重移動〜腕の振り上げ
腕を横におろし、前に進む準備が整ったら次は、体重移動にうつっていきます。
ここでは、
体重移動の方法、手と足の使い方の注意点、ボールの向き
の3つをお伝えしていきます。
体重移動の方法
体重移動の2つのポイント
・軸足にためた力でピッチャープレートを踏み出す
・前方斜め上方向に向かって上半身を起こして体重移動をおこなう
投げる方向は前なので、体重移動もキャッチャー方向に直進するつもりでいくのが理想です。
しかし、上手く体重移動するためには、斜め上に進むことでスムーズに体重移動をすることができます。
そして、ここもとても重要です。
手と足の使い方の注意点
ポイント
「投げたい方向に手と足をだすこと」
これを意識する必要があります。
進みたい方向に体を向けるのと同様に、手と足も進みたい方向にだすことでスムーズな体重移動がおこなえる。
とお伝えしましたよね。
投げたい方向はキャッチャー方向なので、横におろしてある投げる手とグローブ側の手をキャッチャー方向に出し、自由足(右投手は左足)も前にもっていくイメージです。
腕の振り上げ時のボールの向き
腕を振り上げる際にボールの握りの向きはどこを向くのが良いのか、私もとても悩みました。
たくさん試したり、たくさんの方に聞いたりして、
腕の振り上げ時のボールの向き
「下向きにする」
のがオススメです。
※てのひらが下を向きます。
なぜなら、動きは自然な方がスムーズにいくからです。
どういうことかというと、
例えば…
下に落ちているボールを拾う時に、あなたはどのようにしてボールを拾いますか?
きっと、多くの方は、
『手のひらを下に向けて拾い上げる』
はずです。
これが体の使い方では自然な動きのため、ウィンドミル投法の腕の振り上げ動作でも同様の動きをすることがスムーズに腕を使うためには、オススメです。
手のひらの向きにより、これからの動作に影響がでたり、球種によっては下向きではない方が投げやすいケースがあります。
しかし、始めの段階では、最も自然に振り上げられる下向きにしてみてください。
踏み出し〜トップをつくる
腕を振り上げるのと同時にでてくるのが、『踏み出し足の使い方』とパワーを溜める部分の『トップの作り方』です。
ここでは、この2つについてお伝えしてきます。
踏み出し足の方向性が意識できていないとせっかく今までスムーズに進んできたパワーが違う方向にいきかねません。
では、踏み出し足についてです。
踏み出し
先ほど、前に体重移動するのと同じタイミングで、「投げたい方向に手と足をだすこと」とお伝えしました。
イメージとしては、
踏み出し足(自由足)を、軸足とホームベースをまっすぐ結んだ線上に踏み出すこと
を意識してみてください。
もっと、簡単にお伝えすると、右ピッチャーであれば、左足を右足とホームベースの間に置くようなイメージです。
踏み出した足の角度はどうしたらいいんですか?
これが、
内向きになりすぎると窮屈になってしまい→腰が回りにくくなる
外側に開きすぎると体が開いて→ボールに力が伝わりにくくなる
そして、着地したら、しっかりと踏み出し足(前の足)の裏全体で体重を受け止めるようにしてください。
トップをつくる
踏み出し足をキャッチャー方向にだしたら、次は、投げる腕のトップを作ります。
トップはその中の1つでもあり、ボールへの力を高めるためにも重要な部分です。
このポジションがトップの位置です。
そして、このポジションで大事なのが、
ポイント
胸を張ったときに、左腕、両肩、右ひじが一直線上にあるようにすること
※右ピッチャーの場合
これでトップの形は完成です。
でも、トップの位置でのボールの向きは、どこを向ければいいんですか?
先ほどボールは『下向きのまま上にあげる』とお伝えしましたが、そのまま下向きで引き上げることで、勝手に外を向くような形になります。
なので、トップ時のボールの向きとしては『外向き』がオススメです。
しかし、多くの人がトップの位置にきたら、自分の力を加えて外に向けると思っている人が多いんです。
自分で力を加えてしまうと、余計な『力み(りきみ)』がうまれてしまい、今後の動作の妨げになってしまう可能性がでてきます。
ソフトボール界のレジェンド上野由岐子選手も「いかに力を抜く事を考えている」というくらい余計なところには絶対に力をいれないようにしています。
振りおろし〜ブラッシング
トップが作れたらあとは、『振りおろし』から『ブラッシング』までの動作にうつっていきます。
この『振りおろし』から『ブラッシング』は『ウィンドミル投法の動作』の中でも1番重要な部分です。
特に『ブラッシング』ついてですが、
格言
ウィンドミル投法の8割以上はブラッシングで決まる!
とソフトボールの日本代表選手も言うくらい重要な部分ですので、しっかり確認していってください。
『ブラッシング』がなぜ重要なのかというと、多くの人は、ブラッシングができずに、
・ウィンドミル投法を諦めてしまう
・先に進めずいつまでたっても初心者を抜け出せない
という悩みが多いんです。
振りおろし
ここで意識することは、3つです。
振りおろしでの意識3つ
・下半身で上半身をリードする
・投げる腕をまっすぐ最短距離で力強く振りおろす
・手ではなく肘からおろす意識をもつ
ウィンドミル投法のイメージは、
腕を大きく円を描くように回してブラッシングするというイメージがついてしまっているかと思います。
しかし、そのイメージはいますぐ捨ててください。
上から投げる時にトップの位置からリリースポイントまで、腕を回していますか?
最短距離で投げるリリースポイントまでボールと腕を動かしていますよね。
実は、ウィンドミル投法においても考え方は一緒です。
なので、腕のおろしかたの意識は、『回してくる』ではなく、『最短距離で動かす』ことです。
グローブはグローブ側の胸に引きつけ、投げる腕の振りおろしとバランスがとれるようにサポートをしてください。
投げる腕に気を取られてしまうと、グローブ側の腕はおろそかになりがちです。
しかし、両腕を使うことで「バランス」がとりやすくなります。
仮にそれが、片手だけで歩こうとしたら、かなり歩きづらいですよね。
人によっては、胸ではなく、グローブ側の足の太ももにつける人もいますね!
軸足の使い方は、この2つを意識して下さい。
振りおろし時の軸足の使い方
軸足の太もも内側を絞りこみながら
踏み出し足の膝の裏にぶつけるよう引きつける
そうすることで、踏ん張りがきき、下半身の力を使うことができるため、パワーが集約されたボールになります。
ブラッシング
ここまでで、腕を振りおろし、グローブも連動させ、軸足も引き付けてきたらここで最後にブラッシングです。
ブラッシングは、「ぶつける」だったり、「当てる」といわれており、痛いイメージがあるかもしれません。
ただ、多くの人が『ブラッシング』について間違えていることがあるんです。
ブラッシングとは
振りおろしてきた投げる腕の肘の下を腰の側面(太ももの前付近)に擦ること
のことをいいます。
もちろん先ほど、説明した通り、投げる腕を腰付近に「当てる」のですが、イメージとしては、「擦る」だったり、「こする」という感覚で十分なんです。
つまり、ブラッシングとは、振りおろした腕を「すばやく擦ること」
このようにイメージしてもらうのがおすすめです。
また、ボールを投げる際には、ブラッシングして終わりではありません。
多くの発信者がブラッシングして終わらせていますが、本当はブラッシングにプラスして『ボールを押しだす』、『指で切る』感覚を身につけることが大切です。
この感覚があるのとないのでは、ボールの質にかなりの差がでてきます。
でも、またここで、疑問が出てきたと思います。
最短距離で腕を振りおろしてきて、ブラッシングするのはわかった。
また体の横に当てるなんて言わないよね?THE ココ!っていうのを具体的に教えてよ!
そのように思ったとおもいます。
安心して下さい。ここまで読み進めて頂いたあなたには、しっかりお伝えしていきますね。
具体的にお伝えすると、
【右ピッチャーの場合】右肘の骨があるところの下付近を前太もも付近に擦るようにしてみてください。
『肘骨のした付近』を『前太もも』に擦ります。
目印として、ユニフォームパンツにメーカーロゴがあると思いますので、そこに『肘骨のした付近』を『擦る』イメージで試してみてください。
フォロースルー
ブラッシングが終わった後は、最後のフォロースルーにうつっていきます。
ボールを投げて安心してしまいそうですが、最後の最後まで気を抜いてはいけません。
腕に変な力が残らないようにしっかりとバランスの良い投球おわりができるように確認してみてください。
フォロースルー3つの注意点
・手首は自分の力でかえさない
・グローブ側の手でバランスをとる
・体重移動の方向は真っすぐ
順番にお伝えしていきます。
1. 手首は自分の力でかえさない
しっかりボールを指で押して投げていれば、手首は勝手にかえります。
しかし、最後まで力が手に残っている場合は、手首が自然に返らない可能性が高いです。
また、故意に自分の力で手首をかえしてしまうと手首の故障の原因にもなりかねません。
なので、ここでは、
フォロースルーの意識
・ブラッシングで力を出し切り
・フォロースルーでは脱力する
2. グローブ側の手でバランスをとる
続いて、『グローブ側の手でバランスをとる』についてです。
ここでも投げる腕だけではなく、グローブ側の腕も意識するようにしてください。
グローブ側の腕は、ブラッシングの際に胸に引いていると思いますので、そのまま最後まで胸へ引きつけ、ボールを投げた後の体のバランスをとるようにします。
ここで、投げ終わった後に、身体が横に倒れてしまう場合は要注意です。
つまり、体重移動が真っすぐではなく、左や右にズレている可能性があるということです。
次でもお伝えしますが、体重移動の方向性は、あくまでもキャッチャー方向です。
なので、体重移動が右や左にズレると、パワーもその分右や左にいってしまいます。
3. 体重移動の方向は真っすぐ
体重移動が真っすぐではなく、左や右にズレるということは、体重移動の方向が間違っている可能性が高いです。
あくまで、体重移動の方向は、キャッチャー方向(投げる方向)です。
投げ終わったら、真っ直ぐ歩き出すくらいのイメージでおこなってください。
また、投げ終わったらピッチャーは5人目の内野手です。
投げて終わりではなく、守備の構えをとれるような体勢を意識してみてください。
まとめ
ということで今回はウィンドミル投法初心者講座として、ウィンドミル投法の基本動作を7つのステップでお伝えしました。
今回のまとめです!
まとめ
【ボールの握り方】
フォーシームとツーシームの違いを理解し、まずはフォーシームで練習すること
【セットポジション】
リラックスし、手首やボールの角度を見せないようにすること
【始動〜腕を横におろす】
腕を横におろし、膝を曲げて前に進む準備をすること
【体重移動〜腕の振り上げ】
体重を前方斜め上方向に移動させ、腕を自然に振り上げること
【踏み出し〜トップをつくる】
踏み出し足の位置と角度を意識し、投げる手を肩の上まで引き上げること
【振りおろし〜ブラッシング】
腕を最短距離で振りおろし、グローブ側の腕と軸足の引き付けを意識すること
【フォロースルー】
手首を自然にかえし、グローブ側の腕でバランスをとり、体重移動の方向をキャッチャー方向にすること