
こんな疑問にお伝えします。
この記事の内容
・ピッチャーは5人目の内野手
・ピッチャーから打球がどこに飛ぶかわかりやすい
・ピッチャーはバント処理も反応すること
この記事の信頼性
私のソフトボール歴は15年ほど。
ソフトボールのピッチャーほぼ未経験で30歳から独自で勉強・練習し3ヶ月で投げられるようになりました。
今回はソフトボールのピッチャーの守備についてご紹介していきます。
この記事を読むことでピッチャーの方は守備に対する心持ち、
打球への対応、野手との確認項目がわかります。
また、野手の方であればピッチャーの気持ち、
どこまでピッチャーがカバーしてくれるのかがわかり、
チーム内でのコミュニケーションの確認ができるようになります。
簡単に書いていますので、是非読み進めてください。

ピッチャーは5人目の内野手
ピッチャーは投げ終わったら野手です。
その中でも真ん中にいる内野手であると考えています。
つまり5人目の内野手です。
なぜなら、意外とピッチャーがゴロやライナーを処理する機会が多いからです。
チームによっては、ピッチャーは動かなくて良いだったり、
バントもとりに行かなくて良いなどチーム方針により様々あると思います。
しかし、ピッチャーの足元にくるような打球に対して
グローブを出さなければセンター前ヒットとなることも多くあります。
また、ピッチャーが守備をしないということが相手チームにわかると
バントなどで狙われるケースも増えてきます。
もしこれを防げるだけでも1試合に何アウトかとれるようになると思うと
ピッチャーが守備をしないという選択肢はないと思います。
また、投手の守備がうまければピッチャー周辺のゴロがアウトしやすくなり、
その結果、セカンドとショートの守備範囲もセカンドベースではない方に意識することができ、
ヒットゾーンが減るというメリットもあります。
ピッチャーから打球がどこに飛ぶかわかりやすい
ピッチャーは自分が投げたボールを最後まで目で追い、
ボールがひっかかったのか、抜けてしまったのか、
ベストボールだったのかの投げた時の自分の感覚もプラスできます。
例えばバッターがバントの構えをしたり、
思い切り打ちにくるなどが見えることでどこに飛ぶかがだいたいわかります。
キャッチャーミットにおさまるまで、
集中し自分のところに飛んできたらいつでも捕るという意識をもつことが大切です。
その中でさらにイメージを高めるために考えるべきことは、
自分のボールが低めにきまりそうならゴロになる確率が高いですし、
反対に高めにいったらフライになりやすいと考えられます。
次はコースです。
右バッターのアウトコースにいったらライト方向にいきやすいですし、
インコースにいったらレフト方向にいく確認が高まります。
投げたあとは、他の内野手のように瞬時に低い姿勢で構えることはできませんが、
ヒザを軽く曲げ両足で待つような態勢ですと、ボールへの対応がしやすくなります。
ピッチャーはバント処理も反応すること
バント処理のメインは、キャッチャー・ファースト・サードです。
ではピッチャーの役割はなんでしょうか。
バントでのピッチャーの役割はファーストとサードのカバーリングです。
ファーストとサードの真ん中に転がったり、強めのバントがきた場合には、
ピッチャーの出番です。
ここで全てファーストやサードに任せてしまうとピッチャー前にきた打球で
バッターランナーがセーフになってしまうことも多々あります。
特に、社会人レベルになるとお腹にパワーをつけた選手が多く、
ファーストの動きが遅い場合、ファーストとピッチャーの間に転がせば
内野安打になるケースはよくあります。
私としては、三塁方向からピッチャーより少しファースト側まではボールへの入り方、
ファーストへの投げやすさからサードが処理することがオススメします。
それよりファースト側はファーストが処理するように確認しましょう。
強めの打球でサードがとれなかった場合はピッチャーがカバーして処理をしましょう。
まとめ:ピッチャーは守りましょう!
今回は、ソフトボールのピッチャーは5人目の内野手ということをお伝えしました。
おさらいしていきましょう。
~ピッチャーも大事な内野手の一員です!~
・ピッチャーはしっかり守備をする意識をもつ
・バントはサードとファーストのカバーリング
・ファーストとサードの選手と打ち合わせをしましょう。
ピッチャーは投げ終わったら野手だ!と言い続けてきましたが、
ピッチャーの本業はバッターに対して投げて打ち取ることです。
投げてからの守備準備は他の野手よりも構えるのが
遅くなりますのでしっかり構えることは難しいかと思います。
ですので、投げた後にグローブを高い位置に持っていき、
「ボールがくる!」という集中する意識を持つだけでも
ボールが飛んできたときの反応スピードはかわるはずです。
是非、意識して取り組んでみてくださいね!