【初心者入門編】ソフトボールのピッチャーの基本!ウィンドミル投法の動作5つと始め方

 

初心者の人
ソフトボールのピッチャーって独特な投げ方みたいだけど、どうやって投げるの?始めたいけど、何から始めれば良いのかわからないので教えてもらえないかな?

 

こんな質問にお答えします。

 

この記事の内容

・ソフトボールのピッチャーの投げ方のウィンドミル投法とは
・ウィンドミル投法の動作は大きくわけて5つ
・腕を回せれば誰でも投げられます
・何から始めれば良いの

 

この記事の信頼性

私のソフトボール歴は15年ほど。
ソフトボールのピッチャーほぼ未経験で30歳から独自で勉強・練習し3ヶ月で投げられるようになりました。

 

今回はソフトボールの投げ方の主流であるウィンドミル投法の基本動作について解説していきます。

ソフトボールの投げ方って複雑そうですし、なんだか難しそうですよね。

私もはじめは特別な才能のある人にしかできないんだろうなと思っていました。

しかし理屈を理解し順番に進めていけば投げられる様になります。

簡単に説明していきますのでソフトボールのピッチャーの投げ方を知りたい方・ピッチャーを始めてみたい方は最後まで読み進めて下さい!

 

ソフトボールのピッチャーの投げ方のウィンドミル投法とは

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ウィンドミル投法とは、腕を1回転させて投げるソフトボール特有の投げ方です。

現在、ソフトボールのピッチャーではこのウィンドミル投法が主流であり、

小・中学生、高校生、大学生、日本リーグの選手などほとんどの選手がこの投げ方です。

ウィンドミルとは風車のように腕を回転するところが似ていることからその名の由来がきていると言われています。
※風車のことを英語でウィンドミル(Windmill)と言います。

ウィンドミル投法はもっともダイナミックな投げ方でボールにスピードがのりやすく、変化球も投げやすい投げ方です。

つまりソフトボールのピッチャーを始める方はこのウィンドミル投法を理解しマスターすることになります。
ワイ

 

ウィンドミル投法の動作は大きくわけて5つ

ウィンドミル投法は腕を回転させて投げるということがわかりましたが、

具体的な動作について説明していきます。

具体的な動作は下記の5つです。

1.構える
2.腕を横におろす
3.腕を前に振りあげる
4.腕をおろしボールを投げる
5.投げ終わる体勢をとる

細かいところを説明すると更に細分化できますが、今回は代表的な部分について紹介します。

それでは1つずつ確認していきましょう。

1.構える

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ピッチングのスタートは構えるところから始まります。

「構え」は、投げる前の準備態勢をとることです。

かけっこで言えば、「位置について」の部分ですね。

これをセットポジションといいます。

両手を体の前で合わせるようにし、ボールと手(握り)が見えないようにグローブの中にいれます。

握りが見えてしまうと、ストレートを投げようとしているのか、変化球を投げようとしているかが相手バッターにわかってしまいます。

投げる球が分かるほど、バッターにとって有利なことはありません。
必ず見えないようにしましょう。

構えの基本は「力が抜け、リラックスした状態」であることです!
ここで力が入ってしまうと後の動きがぎこちなくなってしまいます。
ワイ

「構え方」ついては、下記の記事で詳しく解説しています。

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2.腕を横におろす

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セットポジションができたら次は投げる準備をしていきます。

「助走」の段階ですね。

この「腕を横におろす」部分では上の画像のようにボールをグローブから
離し腕を後ろに引くパターンと、グローブに手を入れたまま次の動作にうつるパターンがあります。

次の動作にうつるために無駄なく進めるのであればどちらでも構いませんが、
ここでは、前に勢いよくいくために力を蓄え反動をつけることが大切であると
考えています。

まずは後ろまで引く方法で試してみてください!
腕を後ろまで引く方法に慣れていればグローブからださないパターンでも投げられるようになりますよ。
ワイ

 

3.腕を前に振りあげる

wai

腕を引いて助走がつけられたら、次は「腕の振りあげ」です。

後ろに引いた腕を前に振り上げるとともに勢いよく両足で前に飛び出していきます。

グローブを持っている手もあわせて前に向かって大きく振り上げます。

この時、体が前に向かないようにグローブの親指は下に向けるようにするのがおすすめです。

体が前に向いてしまうとボールに力が乗り切らなくなります。

よく聞く「体が開く」というのは体が前を向いて肩が開くここの部分で発生するんです。
ワイ

 

4.腕をおろしボールを投げる

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今まで溜めてきた力はこの時のための準備運動です。

振り上げた腕を素早く振りおろしボールを投げます。

投げるときは、腕の内側をボールを持っている側の足の内ももに擦るようにしてボールを投げます。

これを「ブラッシング」といいソフトボールのピッチングにおいて一番大切な部分となります。

この「ブラッシング」ができればピッチングの9割は完成となります。
それほど、この「ブラッシング」はピッチングの肝となる部分なのです。
ワイ

 

5.投げ終わる体勢をとる

wai

ボールが投げ終わったら、最後は「投げ終わる体勢をとります」

これを「フォロースルー」と言います。

先ほどの「ブラッシング」で全ての力を使い切ることが大切で、ここで力が残ってしまうと
力みが残った不自然なフォロースルーになってしまいます。

ここで大事なのは「脱力感」です。

ピッチャーは投げ終わったら「9人目の野手」です。フォロースルーを意識しながらも打たれた打球に備えましょう。意外とピッチャーライナーって多いんですよ。
ワイ
【ピッチャーは9人目の野手?】ソフトボールのピッチャーは5人目の内野手です

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腕を回せれば誰でも投げられます!

ここまで読み進めたあなたであれば、少しはピッチャーに興味が湧いてきているのではないでしょうか。

しかし、「年齢が・・」とか「全然運動してないから体が固くて・・」と躊躇される場合もあると思います。

でも安心してください。
ソフトボールのピッチャーが出来る人の条件をあえてあげるのであれば・・

「腕を回すことができるか」

これだけです。

段階を踏んでいき、練習を積んでいけば誰でもウィンドミル投法をマスターすることができます。

前屈で足首に手がつかない程、体が固い私でさえも投げる事ができるのですから問題はありません!
ワイ

何から始めれば良いの?

初心者の人
ウィンドミル投法の動作はだいたいわかった、では何からはじめれば良いの?

結論「ブラッシング」から始めて下さい。

先ほど紹介した通り、ソフトボールのピッチャーの動作で一番大切なのは「ブラッシング」です。

「ブラッシング」ができないとどんなに上手な「腕の振り上げ」「腕の振りおろし」ができたとしてもピッチングが台無しになってしまうからです。

ですので、まずは「ブラッシング」を練習して下さい。

まとめ:ソフトボールのピッチャーはブラッシングが大事!

今回は、ソフトボールのピッチャーのウィンドミル投法の基本動作と何から始めれば良いかについてお話ししました。

おさらいしていきましょう。

~ソフトボールの基本動作5つ~
1.構える
2.腕を横におろす
3.腕を前に振りあげる
4.腕をおろしボールを投げる
5.投げ終わる体勢をとる

~何から始めれば良いか~
☑ブラッシングから始めること

 

ソフトボールをやっている人でピッチャーが出来る人はあまり多くいません。
ピッチャーが出来るようになるだけで活躍の場は広がります。
是非、チャレンジしてみて下さいね。

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