【段階的に学ぶ】ドロップボール段階的練習法【ドロップボールの効果的な使い方も図解で解説】

ミーア
あー、また点とられちゃったなー
どうしたのミーアくん!?
ワイ
ミーア
三塁ランナーがいるとだいたい犠牲フライとかで点を取られちゃうんです…
それなら、ドロップを覚えたら?
ワイ

ツーシームやフォーシーム、チェンジアップでタイミングを外しても、以下のような悩みがありますよね。

悩み

・なかなかゴロでアウトをとれない
・ランナーが溜まっていてゴロを打たせたい
・三塁にランナーがいるからフライを打たせたくない

こんな悩みありますよね。

私もよく、ここで、ゴロを打たせられたら、得点を与えられる確率を減らせるのに!

そのように思うことがたくさんあります。

実際に、ここで内野ゴロでアウトをとりたい!という場面で、ドロップを選択するバッテリーも多いのも事実です。

つまり、ドロップを習得し、他の球種を組み合わせることで、

カウントが有利なここぞ!という場面で、ゴロを打たせ、相手への得点を最小限にすることができるということです。

ミーア
コーチ、それって覚えないことの方がマズイですか?
投球の幅を広げるためには、習得した方が良いです!
ワイ
ミーア
わかりました!教えてください!

ということで、今回は、

ドロップボールの

  • 特徴効果的な使い方
  • すぐできる投げ方
  • フォーシームとの投げ方の違い
  • 段階的な習得方法

についてお伝えしていきます。

この記事を読むことで、ゴロでアウトを取りたい、ドロップボールの段階的な覚え方を知りたい、ランナーがいても平常心を保てる球種を覚えたい、そんなソフトボールピッチャーには、ピッタリの内容です。

是非、最後まで読み進めて見てください。

1. ドロップボールの特徴

ミーア
ドロップボールってどんな特徴があるの?
ドロップボールは下に落ちる変化球で、野球のフォークボールに似ているよ。
主に「ロールドロップ」と「ピールドロップ」の2種類があるんだ。
ワイ

ポイント

①ロールドロップ:手のひらをボールにかぶせて回転をかける

②ピールドロップ:縫い目に人差し指と中指の第一関節を引っ掛けて回転をかける

ミーア
どちらがよいんですか?
自分が投げやすい方で大丈夫だよ!
ワイ

2. ドロップボールの効果的な使い方

ミーア
どんな場面でドロップボールを使えばいいんですか?
下への回転がかかっているので、ゴロを打たせたいときに有効だよ。
ワイ

特に内野ゴロでゲッツーを取りたいときや、ランナー3塁でフライを打たせたくないときに効果的です。

また、バントが予想されるときにも効果的な球種です。

ミーア
どうしてバントにも効果的なの?
良い質問だね!
ワイ

浮き上がるライズボールも、ポップフライが上がりやすいという意味でバントしづらい球種ですが、 落ちるドロップはヘッドを下げて当てにいきがちなので、バントの成功率がより下がるからです。

ミーア
確かに!インコースのドロップって、バントしづらいですもんね・・

ポイント

・内野ゴロでゲッツーを取りたいときや、ランナー3塁でフライを打たせたくないときに効果的

・バントをしてくるバッターにも効果的

3. ドロップボールの投げ方(ロールドロップ編)

まずは、ロールドロップからお伝えしていくね!
ワイ
ミーア
ロールドロップ!教えてください!

ロールドロップの握り方

まずは、握り方から説明するね。
ワイ

握り方のポイント

・人差し指と中指の幅はストレートよりも狭くする

・薬指も縫い目に掛ける

・最後にボールを押し出す

ミーア
なるほど!
リリースとフォロースルーはどうすればいいですか?

ロールドロップのリリースとフォロースルー

ロールドロップのポイントでいうと…
ワイ

ポイント

・リリース:人差し指と中指でボールの上面を転がして回転をかける

・フォロースルー:地面と握手するように

ロールドロップのステップ幅

ミーア
ステップ幅はどうしたらいいですか?
ミーアくん、すごい積極的だね!
ワイ

ドロップの時のステップ幅をストレートよりも狭くすると、身体の軸が前に倒れやすくなります。

そうすることで、リリースで手のひらを下に向けやすくなります。

ポイント

・ステップ幅を狭くすることで、身体の軸を前に倒す

・後ろ足を引き付けずに残すことで、リリースの形を作りやすくする

ミーア
なるほど!これなら、投げられるようになりそうです!

4. 段階的習得法(ピールドロップ編)

ミーア
ロールドロップのポイントはわかったけど、
順番に覚えたいのですが・・
じゃあ、ピールドロップは段階的に習得する方法をお伝えするね!
ワイ
ミーア
やったー!よろしくお願いいたします!

ピールドロップの段階的な習得方法は次の通りです。

ピールドロップ段階的習得方法

1.ピールドロップの握り方を覚える

2.ボールの方向性を覚える

3.ボールに下向きの回転をかける

4.ワンバウンドで低めを意識する

この4つです!順番にお伝えしていきますね!
ワイ

段階①ピールドロップの握り方を覚える

人差し指と中指でボールを握り、親指もしっかりと持ってください。

薬指と小指は添えるだけOKです。

段階②ボールの方向性を覚える

ミーア
どうやって練習すればいいの?
まずはボールの方向性を覚える練習から始めよう。
腕の振り下ろし方が重要なんだ。
ワイ

ポイント

・ボールの中心を持ち、正しい方向性を意識する

・手のひらをキャッチャー方向に向ける

段階③ボールに下向きの回転をかける

次に、下向きの回転をかける練習をしましょう。

ミーア
どうすればいいんですか?
ボーリングの要領でおこなってください。
ワイ
ミーア
え?ボーリングですか?
ボーリングのように、指で回転をかけるようにして投げてみてください。
ワイ

そうすることで、ボールの下に人差し指と中指を入れて、指だけの力で斜め上方向にボールを出す練習をしましょう。

段階④ワンバウンドで低めを意識する

最後に、ワンバウンドで低めを意識する練習をします。
ワイ
ミーア
え?試合ではワンバウンドで投げないですよね?
確かに、そのように思いますよね。
ワイ

しかし、ワンバウンドで投げることで低めを意識づけることができることができます。

ピッチングネットを使って一人で練習するのも効果的です。

この時にポイントが3つあります。

3つのポイント

・まずは近い距離から始める

・徐々にマウンドまで距離を伸ばしていく

・低めにコントロールする練習をする

 

5. ドロップボールの注意点

ミーア
ドロップボールを投げる時の注意点はありますか?
フォームでバレないようにすることが大事だよ。
ワイ

ステップ幅を狭くする時、あまりにも差がありすぎるとバッターにバレる可能性があるので注意しましょう。

また、肩から被せるようなフォームにならないように、ストレート+αの球種だと意識して投げてみてください。

まとめ

今回のおさらいです!

まとめ

  • ドロップボールは下に落ちる変化球で、ロールドロップとピールドロップの2種類がある。
  • 効果的な使い方としては、ゴロを打たせたい時やバントをさせたくない時に有効。
  • ロールドロップは人差し指と中指の間を狭くして握り、ボールの上面を転がすようにして投げる。
  • ピールドロップは段階的に習得し、正しい方向性を意識して練習する。
  • フォームでバレないようにし、ストレート+αの球種だと意識して投げることが大切。
ミーア
今後はこの記事で習ったことを練習に生かしていきます!

ドロップボールをマスターして、試合を優位に進めましょう!

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